食と健康

二十四節気

生活作法の乱れは心をアンバランスにし、食生活の乱れは人の体調を崩してしまいます。
料理塾では、季節のうつろいを感じさせる伝統的な風習や食の知恵をメッセージとしてお届けしています。

大雪(たいせつ)
24節気[21] 12月7日~12月21日

一年がいよいよ終わろうとするこの季節、鍋の美味しさ一入(ひとしお)です。

鍋にこの時期の生の昆布を敷き詰めて、たら、豆腐、ねぎの具をのせたシンプルな鍋。

だいだいを絞った手作りポン酢をつけだれとした素朴な・・・

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冬至(とうじ)
24節気[22] 12月22日~1月4日

新米が美味しくなる季節です。

とれたての新米が都会の人は美味しいと云いますが、田舎では、すぐには食べません。それは、一番美味しい時期を知っているからです。

水っぽい新米が美味しくな・・・

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小寒(しょうかん)
24節気[23] 1月5日~1月19日

お正月が過ぎた7日に七草の粥をいただく習慣は、平安時代の七種の雑穀(米、粟、きび、ひえ、みの、ごま、小豆)を食べた頃から、現在の七草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)の粥として、その食の伝統は連綿と受け・・・

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大寒(たいかん)
24節気[24] 1月20日~2月3日

冬の一番寒いこの季節、白菜の美味しさが一段と増してきます。

風呂吹きにいい大根や蕪も最も美味しい季節です。

切り干し大根は、捨ててしまうような大根の皮を寒風に・・・

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立春(りっしゅん)
24節気[1] 2月4日~2月18日

24節気の始まりは、立春。

一年の邪気をはらった節分(2月3日)の翌日、

旧暦の正月にあたります。

梅も咲き、陽光もやわらいでくるこの季節、

まさに春の始まりを実感するころです。

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雨水(うすい)
24節気[2] 2月19日~3月5日

昔から自然の循環が田畑を潤し、豊かな土作りをしてくれています。

春になると小川や田んぼの水がぬるんできます。

田んぼには、まだ冬眠中の

「どじょう」が寝ていますが、

畦には、せりが生えてきます。

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啓蟄(けいちつ)
24節気[3] 3月6日~3月20日

田圃(たんぼ)のれんげ草を掘り起こすと

ぬかるんだ土の中から虫がひょいと顔を出す啓蟄の頃、

畦道(あぜみち)には、よもぎやつくしも芽を出しはじめます。

この季節になると、よもぎ・・・

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春分(しゅんぶん)
24節気[4] 3月21日~4月4日

白い辛夷(こぶし)の花が春を告げる早春の頃、

絨毯(じゅうたん)を敷いたように一面の蓮華草が

咲き乱れる光景。

春まだ浅き雪間や土手に萌黄色の花茎をもたげる蕗の薹(ふきのとう)。

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清明(せいめい)
24節気[5] 4月5日~4月19日

四季のうつろいを感じながら

山野のそこここに自生する野のものを採り、

山菜を摘む。

蕗の薹(ふきのとう)、嫁菜(よめな)、芹(せり)、

野蒜(のびる)、蕨(わらび)、たらの芽・・・。

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穀雨(こくう)
24節気[6] 4月20日~5月5日

穀雨とは、百穀を潤す春雨のこと。

春に降る雨は、まさに穀物のための雨。

雨のあとに、田畑には陽炎

(かげろう)が立ち、

一雨ごとに黒々としてきます。

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立夏(りっか)
24節気[7] 5月6日~5月20日

四季のうつろいが、春から「夏立つ」ころへ。

淡い春の色から新緑の夏の色へ、光風と呼ばれる、さわやかな風が心地よく

木々の間を渡ります。

田植えのころが筍の季節。

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小満(しょうまん)
24節気[8] 5月21日~6月5日

黄色く色づいた麦の穂が揺れる麦秋の頃は、そろそろ梅雨が地に恵みを与える時節でもあります。

この麦で作った地粉(じごな)で打つうどんは、忘れがたいふるさとの味わいです。

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芒種(ぼうしゅ)
24節気[9] 6月6日~6月20日

梅雨とともに、再び梅の季節が訪れます。

梅は、実から種まで無駄がありません。

青梅の砂糖漬け、さわやかな梅風味のしょうゆ漬け、

梅の種の中にある天神様・・・。

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夏至(げし)
24節気[10] 6月21日~7月6日

水無月(6月)の最後の30日は、夏越し(なごし)の節句。

これから迎える夏を無事に過ごせるよう災厄払いに神社で茅の輪くぐりをします。

この茅の輪に使われている茅(カヤやススキなど)を束ねた茅巻きを門口にかけた・・・

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小暑(しょうしょ)
24節気[11] 7月7日~7月22日

七夕の夜には、冷たい「そうめん」。

織姫と彦星の物語で知られている七夕は、五節句の一つ。

織姫の糸を麺に見立てて、七夕には、「そうめん」を食べる風習が生まれたと云われます。

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大暑(たいしょ)
24節気[12] 7月23日~8月6日

真夏の太陽が降り注ぐこの季節、敢然と咲く百日紅(さるすべり)。

厳しい暑気のなかで、百日間も紅色の花が咲き続けることから、その名がついたと云われます。

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立秋(りっしゅう)
24節気[13] 8月7日~8月22日

秋とは名ばかりで、残暑の厳しいこの時節。

夏の懐かしい味、暑気払いに食べた「冷や汁うどん」。

すった「えごま」に味噌と水、ねぎ、きゅうりの塩もみ、青じそを入れた冷や汁で、手打ちうどんを食す。

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処暑(しょしょ)
24節気[14] 8月23日~9月7日

暑さがおさまり、涼風が心地よいこの季節。

収穫の時が訪れつつあります。

「暑邪」の影響が残るこの時期には、体の熱を取る食材や、水分代謝を促す食材、なす、トマト、きゅうり、にがうり、とうがんなどが胃腸機能の・・・

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白露(はくろ)
24節気[15] 9月8日~9月22日

秋気がさわやかに澄み渡り、

木々草木に宿る白露(しらつゆ)が、ひとしおの秋を彩りはじめます。

五節句の一つ「重陽の節句」は、9月9日。

重陽の節句には菊酒を飲んだり、菊にちなんだ行事が・・・

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秋分(しゅうぶん)
24節気[16] 9月23日~10月7日

秋分の日が来ると、季節が変わったことを実感し

そこかしこに「小さい秋」を感じます。

秋の七草。

萩、尾花、葛、撫子、女郎花(オミナエシ)、藤袴、朝貌(桔梗)。

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寒露(かんろ)
24節気[17] 10月8日~10月22日

10月20日は、かまどの神様への感謝の日。

お百姓さんの「えびす講」があります。

日本全国の神様が出雲の国に出かける神無月ですが、えびす様だけは留守番役で、かまどを守ってくれます。

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霜降(そうこう)
24節気[18] 10月23日~11月6日

豊穣の秋は、柿・栗・いちじく・きのこなど美味しい季節です。

新米ができる頃は農作業も

一段落し、ほっとする頃。

栗やきのこなど収穫を感謝する祭の季節でもあります。

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立冬(りっとう)
24節気[19] 11月7日~11月21日

木枯らしが吹いて寒くなるころ、鍋の湯気が、体を芯から温めてくれます。

冬の養生を始めるこの季節には、野菜のうまみを活かした「けんちん汁」「粕汁」白菜すり流し」「呉汁(ごじる)」などが懐かしくなってきます。

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小雪(しょうせつ)
24節気[20] 11月22日~12月6日

11月23日から24日は、弘法大師をお祭りする大師講

宮中での新嘗祭(にいなめさい)の頃でもあります。

上新粉で作ったもっちりと歯ごたえがある団子入りの小豆粥が懐かしい季節です。

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